予算の上限は死守せよ!

住宅購入を検討していると、不思議なことに「今出せる予算上限」のちょっと
上のグレードの物件などが非常に気になってくるものなんですよね。
「あと2〜300万がんばれば手が届くのに」と。
そして「ずっと住むものだし…思いきって」と、
これで、数百万円の予算アップを簡単に決めてしまう人も少なくありません。
しかし、ちょっと待ってください!
その元々の予算は、考えに考えて出したギリギリのものではなかったのですか?
普段スーパーなどで、日々100円200円の節約にがんばっているのに、
数百万のアップに疑問を持たないって、それは本末転倒ではありませんか?
キャッシュで買えるのなら話は別ですが、ローン額が増えれば、
増える負担の総額はその差額を大きく超えるものとなるんですよ。
たとえば金利3%の場合3000万円を借りるのと、3300万円を借りるのとでは、
月々の返済額では約11,500円の差。
そして最終的な返済総額は480万円以上の差となってきます。
長い返済期間中、ずっとこの負担増がのしかかってくるんですよ。
日常のこまごました節約で、これだけの差額をカバーできるでしょうか?
高い家がよく見えるのは当然です。
しかし、無理して背伸びしても生活が苦しくなるだけです。
あくまでも、「自分たちが無理なく返せる範囲」で予算の上限をきちんと考え、
その金額を超えることのない物件の中から、ベターなものを探していくのが
いいのではないでしょうか。