モデルルームにご用心

新築分譲マンションを購入する際、もっとも残念なことといえば、
申し込み・契約の段階ではまだマンション自体が完成していないため、
自分が実際住む住戸の見学ができないこと。
新築マンションといえば、まずほとんどの場合は、マンションとは
別の場所にもうけられたモデルルーム見学、これで雰囲気をつかむしかないのです。
(完成済み新築マンション購入で、実際の住戸を見学できるという方は、
「新築建売一戸建て」のコーナーも参考にしてくださいね^^)
さて、このモデルルームは、たいていそのマンションの中でも
広くて良い住戸を例として作られていますから、当然実際の住戸のほとんどは、
そのモデルルームより狭い、ということになります。
そのうえ、モデルルームに配置された家具は、高さを低く抑えたり、
ちょっと小さめだったりで、部屋を視覚的に広く見せているというものがほとんど。
これは結構知られていることなので、「こんな手にはだまされないぞ」と
居住空間の広さのチェックはしっかりできている人も多いのですが、
ここばかりに気をとられてしまい、意外に収納スペースについては
ノーチェックの人が多いのです。
マンションは一戸建てと違って、あとから収納スペースを増やすことも
なかなかできませんから、収納が十分かどうかということも、
きっちり見ておく必要があります。
もちろん、自分たちが検討している住戸の収納スペースがモデルルームと
どれだけ違うのかも、きちんと確認しておかないといけませんよ^^
そしてもうひとつ注意すべき点は、モデルルームにはオプションが
多用されているということ。
もちろんオプションには、「オプションです」とか「モデルルーム仕様です」
などと書かれているシールがきちんと貼られているのですが、このシールが
結構小さい上に、さらに目立たず見つけにくいところに貼られている、
というケースも多いのです。
目先のオプションにつられることなく、標準仕様でどうなるのかよく聞いて、
しっかり頭の中で「モデルルームの虚像」ではなく「自分が住む実際の住戸」を
イメージしましょう。
広く、オプションで飾られ、インテリアも見栄えよく、あらゆる工夫を
こらしているモデルルーム。本当に魅力的で、ポーっとなって一気に契約までを
考えてしまう人も少なくないようです。
しかしそこは、実際に生活をするところではありません。
モデルルームはそのマンションの中でもっとも良いタイプの住戸を
可能な限り飾りつけて、派手に演出した姿にすぎないのだということを
しっかりと認識しておきましょう。
特に、マンションと一戸建てどちらにするか迷っている人は冷静に。
実際に住む物件そのものを見る建売一戸建てより、イメージとして
さまざまな演出がなされたマンションモデルルームの方が豪華に見えるのは
ごく当然のことなのです。
その分はきっちり差し引いて考えましょうね^^
自分たちが検討している物件はモデルルームとどう違うのか、
落ちついて冷静によく検討することはとても大切だと思いますよ。
それが、納得できるマンション購入のための近道だと思いますよ^^